慶應生の日記

慶應生の学んだことを適当に書き連ねるブログです。経済学と心理学を学んでいます。筋トレをしてます。

【心理学】食べ物の味は食べる前から決まっている

こんにちは、タオです!

 

今回は「予測の効果」について!

予測の効果とは題名にある通り、何かをする前にそれについての予測を立ててしまうことで、そのあとの結果に影響を与えてしまう事を言います。

 

僕は、世界的なバイオリニストの演奏を聴くと心に響いている気になるかもしれないが、正直それほど音の違いが分かるわけではない。

それでも世界的バイオリニストの演奏が僕の心に響くのは、聴く前から「きっと素晴らしい演奏に違いない」と予測しているからだ。

 

高級料理店も同じように、とてもおいしいと感じると思うが、正直そんなに味の違いが分かるわけでもない。(もちろんわかる人もいる)

 

人間の脳は何か新しいことに直面した時、予測せずにはいられない。自分の知っている知識の中から近いものを見つけ、当てはめようとするようにできているのだ。

 

 

私がこの話で言いたかったことは、「自分の考えをうのみにしてはいけない」ということだ。

あなたの体験はあなたの予測の上で成り立つものなので、他の人とは異なっているかもしれないからだ。

 

分かりやすく言うと、味の違いが分からないなら素直に安いご飯を食べてろ、ということです。

 

 

p.s.

僕がこの記事を書こうと思ったきっかけは、ある知り合いから、「やっぱコーヒーはコロンビア産だよな、酸味がちげえ」といわれ、「あ?」と思ったことです。