慶應生の日記

慶應生の学んだことを適当に書き連ねるブログです。経済学と心理学を学んでいます。筋トレをしてます。

「おとり」作戦 あなたも踊らされているかも

今日は、「おとり」作戦についてです。

おとり作戦といっても、

「俺があいつを引きつけるからそのうちに逃げるんだっ!!」

とかじゃあありません笑

 

「おとり」を使って、自分が望んだモノ(人も)を、相手に選ばせるという作戦です。

まだ分かりづらいので、有名な実験の例を見てみましょう。

この実験では、被験者に二つの質問が投げかけられます。

⑴あなたはどちらを選びますか。

・ビジネスニュースの紙版 月額100円

・ビジネスニュースのネット版と紙版のセット 月額500円

⑵あなたはどれを選びますか。

・ビジネスニュースのネット版 月額500円

・ビジネスニュースの紙版 月額100円

・ビジネスニュースのネット版と紙版のセット 月額500円

 

実験結果は、⑴では紙版を選ぶ人が多かったのに対し、⑵ではネット版と紙版のセットを選ぶ人が多くなりました。セットのものと値段が同じであるネット版が選択肢に加わったことで、セットの方がお得だと感じるからです。

 

このように「おとり」の選択肢(例のネット版のみの選択肢)を入れることによって、相手がなにを入れるか、ある程度は操作できるのです!

 

もっと身近な例で言えば、スタバがあります。

スタバのサイズにはショート、トール、グランデ、ベンティがあります。正直僕は、「ベンティなんか誰が頼むんだよっ」と思っています笑

しかしこう思っている時点で僕はスタバに踊らされているのです。

 

もう分かってきたかもしれないですが、このベンティは僕たちに、ショートではなくトールやグランデを買わせるための「おとり」です!

 

もし、ちょっとだけ休憩しようと思って立ち寄ったスタバにショートとトールの二択しかなかったら、あなたはどちらを選ぶでしょうか。

僕はきっと、「そんなにいらないしー」と思ってショートを選択するでしょう。でも、実際の僕は毎回トールを選択します。それはなぜなら、トールよりさらに大きいサイズが二つもあることで、トールサイズが小さいように見えてしまっているからです。(この事実を知った後も、トールを頼み続けていますが)

 

皆さんは、スタバに踊らされることなく、自分の意思で、自分の飲みたい量を選択して頼むことをオススメします^_^

 

今日はここまで!!

読んでくれてありがとうございました😊

 

 

今日のこの「おとり」の話は、実は商売だけではなくて、恋愛にも使えるのでその話を次回します!

ぜひ読んでみてください^_^

 

 

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